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NEWS

2023.09.09
初日舞台挨拶オフィシャルレポート

ついに本日9月8日より公開を迎え、初日舞台挨拶には、W主演の橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)、そして、堀田真由、倉悠貴、猪塚健太、長谷川忍、ファーストサマーウイカ、監督の中田秀夫が出席した。(以下、橋本・重岡・堀田・倉・猪塚・長谷川・ウイカ・監督)

初めの挨拶では、台風で足元の悪い中集まってくださった観客の方々に各々感謝を述べ、橋本は「お客さんに観ていただいて作品が完成するので、公開を迎えられて嬉しい。予告には怖いシーンもありますが、今日勇気を出して来てくださった方もいると思う…」と劇場へ問いかけると、多くの挙手が上がりキャスト陣もビックリ。長谷川が「怖さが10だとするとこの作品は9.8くらいだよ!」と宣言すると、みんなからブーイングの嵐。重岡は「体感型ホラーエンターテイメントです!」と何度もリピートし、「怖いけど、大丈夫です!」と観客へ向かってなだめた。全員からいじられた長谷川は、「大門が面白い担当にされているけど、コイツで締まったなって思ってもらえると思う」と真剣に猛アピール。その後もいじられ続け、「一生懸命ボケてるのに全然ニュースにならない!」と嘆き、会場内に笑いを起こした。ウイカは「ぜひ怖いシーンは声を出して、応援上映みたいに楽しんでいただきたいです!」と“体感型”ならではの楽しみ方を提示。また、監督は「この劇場の隣のスクリーンが元“みゆき”座で“美雪”繋がりに縁を感じる」と感慨深げにコメントした。

日本公開を皮切りに、配給が決まっている世界58カ国での上映が順次始まるため、今後国際映画祭選出への期待も高まっていることを受け、「この作品にはジャパニーズホラー、アメリカンホラーといろんな良さが詰まっている。新しい要素が盛りだくさんなので、海外の反応が気になりますね。好感触な気がします!」と自信をみせる橋本。重岡も「日本と海外は反応が違うのでワクワクします!」と期待を込めた。一方で長谷川が「まずいですね…」と第一声。「世界行くのは聞いてなかった…」と急遽不安に駆られ始める長谷川に、橋本は「インチキでよかった!怖さもあって!」、重岡は「怖い!インチキ臭い!」と次々と雑にフォローすると、「長谷川さん、大丈夫です」と監督。「もの凄いウケて観客は大爆笑すると思う。海外の方は笑いと恐怖を紙一重で観に来てくださるので」との励ましに感動し、「一緒に世界へ羽ばたきましょう!」と長谷川が呼びかけたが、残念ながら監督からの返答はなかった。

続いて、事前に SNS上で募集した質問コーナーへ。個性豊かで魅力的な登場人物の中でどのキャラクターが好きかの質問で、先陣をきった倉は「大門さん好きですよ。胡散臭いので…普段から胡散臭くて(笑)」と毒舌コメントに、「一緒にお弁当食べた仲なのに!」と嘆く長谷川。その長谷川は「堀田さん演じる麻耶ですね。憑依されて錯乱するシーンがあるんですが、包丁を感情で振り回している感じがリアルだった!」と話すと、ウイカも「私も麻耶ですね!目がぐるっとするのが怖いんです!!穏やかな時からのギャップが凄いので、甘い物としょっぱい物を交互に食べるような刺激の高低差がいい!」と絶賛。一方、堀田は「大門さんです。私がもともと怖いのが得意ではないので、大門と黒崎の2人のシーンはホッとしました」と感謝を述べた。橋本は「美雪です!あれだけの衝撃を残して忘れられない。比呂子は美雪に追われるのですが、一つ一つの動きが怖くて。撮影がスタートになった時のウイカさんの切り替わりがすごくて…私が好きなのはウイカさんご本人なのかもしれないです(笑)」と明かした。そして、重岡は「倉君が好きです!倉くんのキャラクターは重要ですし、ホッと安心する。あと、ただ僕は倉君が好きです(笑)」と告白した。


私生活で今一番祓いたいものを尋ねられると、猪塚は「リアルタイムでいうと台風ですね!」と即答。続いて長谷川が「光熱費を払いたい(祓いたい)」と言った瞬間、ウイカの冷ややかな目線を受け、「本編より怖い顔してる!」と美雪さながらの鋭い眼光に怯え、「最近、右肩が上がりづらいので祓いたいですね」と真面目に答えた。なんとも言えない空気に耐えかね、終いには「重岡くんを祓いたい(笑)波長が狂って調子悪くなる!!」と訴え、重岡は「TVでは面白いのに…だから現場で会った時、面白くないのか!」と毒舌。しかし、すぐに「嘘だよ!忍ちゃん!!」とフォローし、終始コンビのようなやり取りに場内から絶えず笑いが起こっていた。

また、長谷川&猪塚演じる霊能者コンビが面白いと、SNSでも“九字切り”に対してのコメントが集まっていることを受け、これから“美雪”を体感する人々に向けて、お祓いの意味を込めて“九字切り”を披露。迫力に圧倒されながらも、場内からは拍手が起こり、長谷川は「猪塚君がいてくれてよかった」と猪塚のサポートに感謝した。重岡は「大門と黒崎が登場すると、パッと空気変わる」と真面目に褒め称えると、他のキャストたちも賛同。それを受け、長谷川は「これはスピンオフですかね!」と自信満々に監督へアピールした。

最後、重岡は「やっと観ていただけるので嬉しいです!お楽しみに~!」と満面の笑みでアピールし、橋本は「こんなにわちゃわちゃとしたテンポでお話ししてましたが、しっかりとしたホラー作品なので、雰囲気が違い過ぎてビックリすると思います!この作品は“体感型”なので、ぜひ劇場で美雪の怖さを体感していただけたらなと思います!」とメッセージを送り、“美雪うちわ”掲げた400人の美雪と一緒に記念撮影をし、イベントは幕を閉じた。